【体験して感じた】ノマドワーカーのメリット5つにデメリット7つ
せっかくなら本物のノマドワーカーからの話が知りたいな。
- ノマドワーカーのメリット5つ
- ノマドワーカーのデメリット7つ
働き方や生き方を変えようと思っていて、ノマドワーカーという働き方を知った方も多いはずです。
「好きな時間、好きな場所でストレスなく働ける」
「好きなことを仕事にして、自由な生き方ができる」
などなど、人間の理想が詰まった生活を送っていると思われがち。
間違いではないけど、全てが思い通りいくわけでもなく、メリットやデメリットは存在します。
そこで今回は、ノマド歴4年ほど経験している僕が、ノマドワーカーのメリットとデメリットを、リアルな意見でお伝えします。
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ノマドワーカーのメリット5つ
僕がノマドワーカーをしていて感じるメリットとしては、こちらの5つです。
- 自由な場所で働ける
- 自由な時間に働ける
- ストレスから解放される
- 持ち物が減り身軽になる
- サラリーマンより稼げる
メリットが少なく感じると思いますが、僕はこれだけでも十分すぎると思ってます。
それでは、1つづつ解説していきますね。
自由な場所で働ける
ノマドワーカーはパソコンでできる仕事がメインなので、海外でも国内でも好きな場所で仕事する事ができます。
家でもカフェでもコワーキングスペースでも、どこでも仕事ができますし、家ならパジャマのまま仕事する事もできます。
今まで当たり前だと思ってた「通勤という概念」もなくなるので、空いた時間を趣味や好きな事に使えるのも、ノマドワーカーの大きなメリットになります。
ほとんどのノマドワーカーは旅好きが多く、旅をしながら仕事をするには相性がとても良いです。
ネットさえ繋がれば基本どこでもOKなので、ビーチやキャンプ場など、自然の中で癒されながら仕事する人もいます。
自由な時間に働ける
雇われて働いている時にはできなかった「自分の好きな時間に仕事ができる」というのもノマドワーカーのメリットの1つ。
朝起きるのが苦手であればお昼から仕事をすればよいし、日中予定があるのであれば夜仕事をすればいいんです。
人が少ない平日を休みにして遊園地や普段入れない人気店に行く事もできますし、そのぶん休日に仕事をするのもできます。
ただし、企業と仕事をしている場合は、チャットでのやりとりや、オンラインでの打ち合わせなどが入ったりするので、相手主導で時間を縛られてしまう事もあります。
ストレスから解放される
人間の悩みやストレスの多くは、人間関係からくるものです。
ノマドワーカーは基本的には会社に縛られず、職場に出勤して働く必要もないので、わずらわしい人間関係がありません。
会社員には避けられないストレス
- 無駄な会議
- 嫌な上司
- 無脳な部下
- 暇な人の話し相手
- 社内から聞こえる様々な雑音
- 同僚や会社の悪口をいう人
職場というのは、まさにストレスの温床なんですよ。
また、通勤による無駄な時間やストレスが一切無くなります。
「無駄な通勤時間」「混雑した車内」「交通機関の遅延」など、本当にシンドイですよね。
ストレスから解放されるだけで、心の平穏や健康につながります。
近所付き合いもしなくていい
住む場所を頻繁に変えるので、無駄な近所付き合いをしなくてもOK。
普通の人であれば何年も住み続ける場所なので、近所付き合いが大事ですが、ノマドワーカーは違います。
住んでいる環境に問題があったり、近隣住民とのトラブルなどあれば、すぐに違う場所に移れるのもノマドワーカーならではのメリットです。
海外であれば近所の住民から外人扱いされ、とくにうるさく言われることなんてほとんどありません。
言語が違うというだけでも、海外では楽に暮らすことができます。
持ち物が減り身軽になる
一つの場所に定住せず、頻繁に移動する機会が多いので、自然と持ち物が減っていきます。
所有する持ち物が減ることが苦痛に感じる人もいるかと思いますが、実は持ち物が減ることのメリットは大きいです。
例えば、このような感じですね。
- 移動が楽になる
- 時間が増える
- ストレスが減る
- 無駄なものを買わなくなる
- 掃除が楽になる
物が多いということは、そのぶん移動する足かせにもなりますし、家や車などの高価で大きなものを所有してしまうと、土地や物に縛られてしまうことにもなります。
実際に海外でノマドワーカーをする人は、長期間生活するのにスーツケース1つか2つ程度しか持っていません。
物を所有することで満たされていた僕も、引越しの度に断捨離しているので、今は必要ない物はほとんど所有しなくなりました。
持ち物への執着がなくなることで身軽になり、人生はより自由で心が楽になりますよ。
サラリーマンより稼げる
働き方としてはフリーランスや個人事業主、または起業家になるので、収入はサラリーマンより高くなる場合が多いです。
仕事内容によっては、サラリーマンとして企業で正社員として働くより2倍〜3倍も稼げるなんてのはザラですね。
また、情報発信型のブログやSNS、YouTubeなどでビジネスを加速させることで、桁違いの月収を稼げるなんてこともあります。
個人で稼がなければならない状況になると、雇われている時とは違った底力を発揮でき、サラリーマン時代より大きく稼ぐことができるんですね。
ノマドワーカーのデメリット7つ
デメリットはメリットよりも多く、7つご紹介します。
- 仕事や収入を確保しなければならない
- 生活が堕落(だらく)する恐れがある
- 社会的信用がなくなる
- 寂しく感じてしまう
- 友達が作れない
- 仕事はインターネットの通信環境に依存する
フリーランスにありがちなデメリットも多いですが、人によっては気にならない事もあるかもしれません。
仕事や収入を確保しなければならない
まずは仕事とお金がなければ、ノマドワーカーにはなれませんし、実はこの問題が一番のデメリットです。
フリーランスと同様に、仕事や収入の安定が一番の課題。
パッタリと仕事がなくなって、急に収入がゼロになるなんてことも無いとは言えません。
会社員のように待っているだけで仕事ができて給料がもらえるのは、実は幸せなのかもしれません。
生活が堕落(だらく)する恐れがある
好きな場所で好きな時間に仕事ができるのは素晴らしい反面、環境に甘えてだらけてしまう場合があります。
「無理に働かなくていいなら、働きたくないなぁ。」なんて気持ちになって、好きなことばかりしてしまったり、時間に制限もないので、深夜まで起きていて生活が不規則になるなんてことも。
家で仕事ができるので、外出が減って太ったり、不健康になってしまうなんてことも。
会社員とは違い、決められた時間という概念がないので、自己管理能力が問われるところです。
縛られなくなって、はじめて縛られてるありがたみを知るかもしれません。
社会的信用がなくなる
会社員ではないというだけで、社会的信用がほとんど無くなります。
社会的信用がなくなる問題点としては、
ただし、これはフリーランスも同じと言えるので、収入さえ確保できていればあまり問題ありません。
最悪の場合、自分で会社を作ってしまえばいいでしょう。
寂しく感じてしまう
ノマドワーカーは何ヶ月も知らない土地で生活をしたり、家やホテルにこもって仕事をすることが多いので、寂しさを感じることもあります。
人と会わない生活になることも多く、何ヶ月も人とのつながりを感じられないなんてことも僕は経験あります。
孤独に耐えられるメンタルがあれば問題ありませんが、なかなかそうも言えないでしょう。
ノマドを始めてみたはいいけど「やっぱりオフィスでワイワイ働いてた方が良かったかも…」なんて思う方もきっといるでしょう。
友達が作れない
あまり友達ができないのも、ノマドワーカーの悲しいところです。
各地を転々としながら生活するのもそうですし、部屋に引きこもって働く時間が長いのも、人と仲良くなる機会が少ないです。
外出先のカフェやコワーキングスペースで仕事していても、話しかけてくる人はあまりおらず、近所の人と仲良くなっても2,3ヶ月後にはサヨナラなんてこともよくあります。
顔見知りや知り合いと呼べる人は増えるかもしれませんが、心を許しあえる友達はなかなかできません。
移動が大変
自由に好きな場所に行ける反面、移動が多くてシンドイ思いをすることも。
欲張って色々な場所で働きたいと思う人ほど、ツラいと感じてしまうのかもしれません。
移動もほどほどがいいですね。
仕事はインターネットの通信環境に依存する
インターネット環境はノマドワーカーの生命線です。
インターネット無くして、ノマドワーカーは成立しないと言っても間違いではありません。
たとえば、仕事に必要なデータをダウンロードするのに3時間もかかったり、必要な情報を調べるのにネット検索がなかなか表示されないなんて事も…。
僕が海外に行ってる時は、安定したwifi環境を求めて、カフェやコワーキングスペースを探すのが大変でした。苦笑
ノマドワーカーの仕事や職種を解説した記事を読んでもらうとわかりますが、ノマドワークはインターネット環境の安定から成り立っているとも言えます。
メリットとデメリットは表裏一体です
いかがだったでしょうか?
光があれば影ができるように、何事にもメリットとデメリットは存在します。
記事を読んで魅力を感じたのであれば、ノマドワーカーを目指せば良いですし、厳しいと感じれば違う道を歩むべきです。
今回の記事は以上になります!